はじめての方へ

素晴らしいサービスを提供する中小企業が、より多くの人に貢献し、より大きく発展することが、この世界この国そして地域を良くすると考えております。
「年商数億から10億に壁がある」と言われております。これを「組織の壁」や「成長の壁」「年商〇億の壁」という形で表現がされます。国のデータを観ると日本法人420万企業のうち中小企業(従業員300名以下)が99.7%を占めています。小規模企業(従業員20名以下)は366万社 87.0%。
この真の原因は、「仕組みができていない」、ただそれだけです。
仕組みで回り儲かっている1億を、10個作れば10億
仕組みで回っておらず儲かっていない1億を、10個作れば当然混乱は拡大する。
創業当時から年商数億までの経営のやり方は、社長が一人で頑張れば何とかなる規模です。しかし、年商10億は、社長ではなく、しっかり仕組みを作る必要があります。その社長の経営の考え方とやり方を変えられないことが、停滞する一番の原因です。
年商数億と年商10億の違いは、実は明白です。
年商数億の企業では、下記のような現象が起きます。これらは、スタッフの能力や意識の問題ではありません、仕組みや組織ができていないことが原因です。
- 一部の優秀な社員(社長を含む)しかできない業務がある。その人材は超多忙で、案件対応に振り回されている。
- 仕事に人が付く、でなく、人に仕事が付いている状態。そのため、データやノウハウの消失や売上のダウン、独立などの退職リスクが大きい。スタッフのローテションもできない。
- 職場ではお互いの仕事の内容がわからないために、その担当の顧客からの問合せに応えたり、休むと交代がきかない。
- 管理者を任命しても、機能していない。熟練作業員のままの意識で、名前だけの管理職となっている。
- 社内で決めたルールや手順などが根付かない。少し経つとまた同じ問題が起きる。
- 人材を採用しても即戦力化に時間がかかり過ぎる。覚えたころに退職してしまう。
- 指示待ちの社員が多い。仕事を覚えた頃に辞める。
本当に残念なことだと強く思うことは、多くの中小企業の経営者や企業が、がんばりどころを間違えていることです。10億事業構築の要素とは全く違うところを頑張っても、その頑張りは報われることはありません。
【社員1人あたり年間いくら稼いでいるか 大手と中小企業の比較】
サービス業で比較すると
大手は年間1492万円 中小企業は732万円
これを労働分配率50%で給与を出すと
大手は年間746万円 中小企業は366万円
これだけの違いがあります、これは業務改善やコスト削減、社員教育で何とかなるレベルではないのです、根本的に構造が違うのです。
そのやり方を変えてください。社長は、日々大変ですが、本当に重要なことに取組んでください。
いまのままでは、誰も報われません。誰よりも沢山働く社長、それを支える奥様、そして、社員も給与は安いまま。年商10億事業を構築できれば、社長は経営に専念し更に大きなことに挑戦できます、奥様とも旅行にも行けます。社員も活躍できる喜びを得て成長することができます、また、給与も良くなります。
やることをやれば、必ず年商数億を年商10億にすることができます。
代表取締役 矢田祐二