No.66:今の事業のなかに、必ず10億事業に成長する芽があります。

この5大条件のなかで、もっとも必要なものは何ですか?
これもよくご質問を受けます。
その答えは、ずばり
Aのビジネスモデルです。
そして、2番がBのマーケティングです。


■■年商10億事業に絶対に必要な5大条件■■
A.ビジネスモデル:本体コア社員10数名、各構成員(パートを含む)が給与の3倍、総粗利高3億稼ぐ事業を構築すること
B.マーケティング:集客から販売、リピート化までの仕組みがあること
C.量産化:狙った質のサービスを量産する仕組みがあること
D.組織として毎期確実に成長するサイクル と 獲得したノウハウを蓄積し全社展開する仕組みを持つこと
E.人的資源の調達力と短期戦力化力


この5大条件は、上に優先順位の高いものがきています。
企業には、「売る力」と「つくる力」のどちらも必要ですが、10億事業へ駆け上るためには、「売ること」のほうが断然重要度は高くなります。
実は、下位の組織の面が弱くとも、ビジネスモデルさえ強いものであれば、売上としては拡大をしていきます。
そして、その売上の拡大とともに、組織はヒーヒー言いながらも、無理して整備されてしまいます。


私は、よく「社長、売上げ先行で行ってください」と伝えさせていただいております。 

逆に、このビジネスモデルが弱いものである場合には、いくら「つくる力」や組織の面が整備されても、いつまでも10億になることはありません。
そして、当然、売上げに追われてヒーヒーも言ってませんので、組織としては、いつまでも練り込まれることもなく、本当の意味での成長もありません。

10億事業に早くするコツは、売上に追い回される、状態にすることです。(受注したが提供出来ないではお客様を怒らすことになるので、当然ある程度の「つくる力」や組織面の整備は必要です。)
 
企業の売る力の中身は、「ビジネスモデル」と「マーケティング」になります。
儲かるビジネスモデルを構築すること

どんどん集客する仕組みがあること


ビジネスモデルは、必ずしも斬新である必要はありません。
それどころか、いま世の中にあるモデルを、少し改良したものであることが重要です。
そして、できるだけシンプルにすることが重要です。

まったく新しいモデルは、世への認知が低いために、宣伝広告や顧客を教育することに、かなりの資源(時間、手間、お金)が必要になります。
資源の少ない中小企業が、ビジネスモデルは素晴らしくても、そのマーケティングの面で体力を使い果たすケースは多々あります。

少しのアイディアでいいのです。
少しの改造でいいのです。


まずは、現在の自社のビジネスモデルを少し変えることを考えます。
また、先行する他社のビジネスモデルを改良することを考えてみましょう。

下記に例をあげます。

どの事業も、そのシンプルさに驚きます。
アイディアで勝負です。


・ある葬儀屋は、「価格をオープン」にしたことで急成長しました。
顧客にとって不明瞭な葬儀の価格を、チラシに価格を載せて宣伝をしました。


・ある宅配ピザ屋は、お持ち帰りのお客様は、もう一枚無料!
一枚ピザを買うと、もう一枚同じ大きさのピザが付いてきます。


・衣類のクリーニング店で売上を伸ばしているところは
「冬の間、衣類を預かるサービス」や「ドライブスルー(車に乗ったまま)」の店です。


これをみると、どれもすごいものをつくっているわけではありません。
 
自社の事業の中に、必ず答えはあります。
どんな事業でも、少しのアイディアで大きくするチャンスがあります。


いまのビジネスモデルをいろいろ変える形でアイディアを出してください。
今の事業のなかに、必ず10億事業に成長する芽があります。

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