お客様実例 - 株式会社リョーケン様

工事案件の営業から積算、受注、施工、報告書作成など、これらの一連の業務を見える化し標準化することで、格段に効率が良くなりました。


株式会社リョーケン 代表取締役 加藤良輔様
事業 : 建設工事業・造園業 (三重県)

―― 当時の状況と主な課題

 年商は確実に増え、グループ会社も増えていました。これまでは、社長パワーによる営業と技術で引っ張ってきましたが、これ以上成長するためには会社を組織的にすることが必要だと感じていました。当時は、まだ私が工事の企画や積算などもバリバリ行っておりました。さらに成長するためには、役職者がその役目を担い、各部が機能することが必要であると感じていました。
 
 内部は、各工事の進捗や重要情報も担当者が抱えたままで、関係社員全てに情報開示がされない、共有できない、といった状況でした。また、現場の進捗や工事原価の状況が施工後にしか分からないという問題があり、業務の透明性と仕組化が喫緊の課題でした。 
 

―― 契約の経緯と指導内容

 工事の原価管理など支援頂いているコンサルタントからの紹介がきっかけです。
 
 当時は、特に工事部が昔からの工務店規模の仕事のやり方で、徐々に仕事が増えてくるのと同時に、社内の混乱も増えていました。その時も各工事から利益は取れていたので、もっと効率よくできればもっと利益は取れると感じていました。また、社員の残業も多く、彼らの豊かな人生のためにももっと業務の効率を高め、早く帰れる状態にする必要がありました。
 
 コンサルティングは、テーマに沿った資料を通して、考え方を学び、その考え方に沿ったフローやルールを社内で決めていく、といった流れでした。幹部を含めてコンサルティングを受けることで、作業や討議の時間はかかるものの、幹部の共通認識が出来、その後の仕組みづくりや導入から運営をスムーズに進めることが出来ました。
 


―― 具体的な成果

 工事案件の営業から積算、受注、施工、報告書作成など、これらの一連の業務を見える化し標準化することで、格段に効率が良くなりました。特に業務や案件の「見える化」においては、一つ一つの工事の受注前から受注後までのフローづくりが、全体の遅れや漏れ防止に大きく寄与しました。また、問題となっていた管理部門と工事部の部門間の業務のつなぎが大変スムーズになりました。
 
 経営計画書と単年度行動計画をつくり、PDCAの仕組みをつくることで、現在幹部を中心に動き始めています。各部が自分たちで目標達成のために動いています。幹部の意識が大きく変わったのを感じます。
 
(以下、工事部管理者)
 受注中の工事や、「期日までにやる(施工する)べきこと」が、「見える化」により、明確になりました。また作成書類や資料を、今までは各担当者が保管していましたが「見える化」により共通の場所を定めて管理・保管できるようになりました。
 
 コンサルティングの一番のメリットは第三者の目で社内を確認してもらえて、意見をいただける点。また他社も同じように悩み、取り組んでいるということがわかった点。大きく展開する際に有益な考え方を知れた点も大きかったです。
 


―― 今後のビジョンや目標

 営業面では、工事案件の受注金額の大きいものを狙っていくことで、成長速度を上げられていることを感じます。営業管理の仕組みもでき、今後営業担当の増強を進め、よりスピードを上げて展開していく予定です。
 
地域で一番、そして、より大きく飛躍できると自信を持っています。


 
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